I to Lautashiライブ対談 2020.9.17 Presented by UZU 38℃/99℉ LIPSTICK Guest:UDA

鈴木えみがデザイナーを務めるアパレルブランド「Lautashi」とユーザーをつなぐ承認制有料コミュニティ「I to Lautashi(いとらうたし)」では、5月のコミュニティオープン以来、様々なゲストを迎えライブ対談やワークショップを開催している。
9月17日には、Presented by 「UZU 38℃/99℉ LIPSTICK <YOU>」のライブ対談を実施。ゲストにメイキャップアーティストのUDA氏をお迎えして、心が色づく瞬間や気持ちに寄り添うメイクについてトークを繰り広げ、名言も飛び出した。

鈴木えみ(以下、鈴木) こんばんは。UDAさんとのライブ対談、第3弾です。急遽決まりましたが、今日もよろしくお願いします。UDAさんとはいつも「型にハマったメイクではなく、自分が主軸になって色んなことを感じ取って、それをメイクに反映しよう!」そんな話をしてきたと思うんですけど、今回はまさに同じ提案をしているメイクプロダクトがあって、改めて問題提起をしてくれたので、これはUDAさんとしか話せないなと思って。今日もたっぷり掘り下げた話をしていけたらと思います!

そのプロダクトですが、UZU(ウズ)のリップシリーズの新コレクション7種です。「気持ちをメイクに反映させましょう」という商品コンセプトで、プラスだけじゃなくマイナスな気持ちも感じ取ってメイクに反映していいんじゃないかという提案で、前のシリーズは-4℃から+5℃までの幅で色を表現していたのが、今回は-0.5℃とか+0.5℃とかもっと繊細な表現になってます。
——— UDA氏 良い商品コンセプトだね。

鈴木 UZUのこの製品では、『あなたの心が色づく瞬間は?あなたの心を揺らした色、その時に浮かべた感情は?』 と問いかけていて。私も考えてみたんですけど...例えばいろんなことがあった日の終わりに見た夕焼けの色が心に刺さったり、賑やかで華やかな社交的な場所でふと1人になった瞬間に感じた心の色とか、我が子を抱きしめたときの香りから感じた色とか、そういう瞬間があるなと思って。UDAさんはわりと感情や気持ちをメイクに落とし込んでいく作業をすると思うんですけど、心が色づく瞬間はどういう時ですか?
——— UDA 自分のことってあんまり考えたことないからな・・・。散歩の時に寒くなってくるとサギが飛んできたりして、色がないところに真っ白な鳥がパッと来るとちょっとドキっとして、そこで何かが動き出すみたいなってことはあるし、僕の場合は表現しようと思った時に最初に感情があって、どんな色でこれを出したらいいんだろうって考えて色と関連づくことがある。

鈴木 そういうのって見ようとしないと入ってこないものだし、感じようとしなければ感じられない感情はいっぱいあると思うんだけど、私も普段から自分の心の声を素直に聞ける自分でいたいなと思っていて、それが習慣になってくれたら1番いいなと思ってるんだけど。UDAさんは新たな心の声を自分で聞けてるのはなんでだと思う?
——— UDA 基本的なところは感覚なんですよ。自分は理論で考えるタイプだと思ってたけど、それでメイクしてるとわりと硬くなっちゃうことが多くて。今は感覚でいける状況を作って、撮影する前にインスピレーションが来るような環境にしておく。赤いリップを使いたかったら、細かいことは決めずに、スタイリストさんに赤いリップを使いたくなるスタイリングを作ってもらって、それを見て感覚的にメイクするのがおもしろい。自分の感覚で出発するけど、途中から違う要素が入って、そこにまた新たな感覚が生まれるので、それは計算してなかったことだから、その感じがおもしろくて。

鈴木 その入り方取り入れやすいかも!
——— UDA 昔はメイクを先に考えるときはその日のモデルさんの顔写真をコピーして、メイクのいろんなパターンを描いたんですよ。でも、実際モデルさんに会ってみたらその日はちょっと違った様子になっている場合もあるんですよ。この色で行こうと思ってたけど、なんかこのテンションじゃないというのを雰囲気から感じとることもあるんで、軌道修正していく。

鈴木 感覚的にそういう瞬間を拾える自分を作ることもすごく大切だと思う。やっぱり、普通に生活してると、そのつもりがなくても枠にはまっちゃうことってすごく多いと思う。
——— UDA ある程度便利なものが揃ってるからそうなるんだと思う。それはそれで悪いことじゃないけど、たまにはめちゃくちゃこねくり回してバランス崩してみるのも良い気がする。メイクに興味がある人は、どうしても美容的な観点からメイクに入りがちだから、もう少し色合わせとか色遊びとして考えるとおもしろいかな。

鈴木 私はメイクとファッションは切っても切れない関係だと思ってるんだけど、実際のところそこを別で考えてる方が意外と多くて。でも、両方自分の表現ができていて名刺がわりになると、自分のスタイルが確立されていくんじゃないのかなって思うんだよね。
——— UDA うん。「メイクは肌の作りとそこに乗せる気持ちとしての色の表現」、そういう風に捉えていくと、もうちょっと自由で自分らしいメイクっていうのができると思う。

鈴木 UZUは単純に使いやすそうとかそういう目線じゃなくて、気持ちに寄り添った色の選び方をするのもいいんじゃない?と提案してる。
——— UDA 本来はそういう選び方するべきなの!例えば、青味のピンクのリップをつける。このままでもいいけど、黄色で温度を入れることで和らぐんですよね。オレンジがかったピンクになる。でも、その色だけを入れてもその感覚にはならなくて、ピンクの気持ちにフィルターを乗せるから「気持ちのレイヤー」になって、それがメイクとしては素敵なことだなと思ったんですよね。

鈴木 上級者だね。"気持ちのレイヤー"!
——— UDA 気持ちってそこまで単純じゃないような気がするから。辛いんだけど、でもどこかに心地よさがあるとか、いろんなことがレイヤーしてる。そういう意味で自分の普段の気持ちの色を使う。もしくはコーディネートとして色を決める、でもそこには気持ちが乗っていないから、気持ちを重ねるっていうので色を重ねるというのもおもしろいなと思う。一色で色を作るのと、レイヤーして色を作るのだとちょっと違うんですよね。

鈴木 一色ずつ見せて行ってもいいですか?まず、-2℃のブラウンベージュ。
——— UDA 例えば、ピンクのリップを使った時に、-2℃を重ねる。出過ぎた気持ちを抑える時にすごくいいんじゃないかなと思う。ピンクの気持ちを弱めたくないけど、ちょっと抑える。
鈴木 出過ぎた気持ちを抑える。笑 ちょっとやりたいそれ。

鈴木 +2℃は今私がつけてる色で、スモーキーレッド。7本とも自然で、濃い色でも馴染む。+1℃と-1℃はベージュ。保湿力も高めてもっとベージュが似合う唇を内側からも育ててくれる2本なんだって。それって楽しいなって思っちゃった。
——— UDA 結構えみちゃんにベージュつけるときあるよね。それって目元にフォーカスしたい時なんだよね、

鈴木 それとバームシリーズが3本。
——— UDA メイクするときって、口紅のレイヤーをしない時ってほとんどなくて。レイヤーすると無限の組み合わせができるんですよ。1色大好きな色を決めておいて、感情の色を毎日の気分で上にかけてあげれば、同じ色でもいつも表情が違うというのができる。

鈴木 さっきの「気持ちをレイヤーする」っていうのが名言だったね。どっかで使っていい?笑
——— UDA どうぞ。

鈴木 みなさん今日のUDAさんの名言を忘れずに!自分の心の声を素直に聞きたいから、いろいろ取っ払っていきましょう!
——— UDA どんどん急激に季節が変わっているので、そういうところに気持ちを持っていくのもおもしろいかもしれないですよね。

鈴木 今年は特に特殊だから、しっかり自分の気持ちと向き合えたらいいですよね。みなさん明日から見て、感じて、噛み砕いて、それを表現していけるようにしていきましょう!UDAさんありがとうございました。

■UZU 38℃ / 99°F LIPSTICK <YOU>
https://www.uzu.team/3899_you/

■「UDA」
国内外のエディトリアルや広告キャンペーン、ショーなどで活躍するほか、舞台や映画のメイクも多数手がける。幅広い表現方法を持つ稀有なメイキャッパー。

■「鈴木えみ」
1999年にモデルとしてデビュー。 2017A/Wに自身がデザイナーを務めるブランド「Lautashi(ラウタシー)」を発表。
2019年に開始されたアマゾンファッションの新サービス「The Drop」の企画では、アジア圏では初選抜され完売が続き話題となるなど、各方面でプロデュース能力が注目され、その活動は多岐に渡る。プライベートでは一児の母。

■「Lautashi」
2017年に鈴木えみが立ち上げたアパレルブランド。
コンセプトは、「求めるものは奥行きのある佇まいと存在感、 そして内面から湧き出るしなやかさ。 存分に力を発揮できるように、鎧となろう。」
2020プレフォールコレクションより、デザイナーが幼少期を過ごした90年代の上海での記憶をコレクションに反映。
https://lautashi.com

■「I to lautashi」
あなたと私とラウタシーで”いとらうたし”な日々を共に過ごしていけたら、そんな思いで会員制の有料コミュニティを2020年5月1日にローンチ。
インスピレーション源や洋服作りのプロセスなどのメイキングを共有しつつ、ファッションだけにとどまらず様々な有意義な情報をシェアしコミュニケーションを取り、カスタマーとの密な距離感を目指す。
今後も積極的にライブ対談やオンラインワークショップを実施し、表面的ではない豊かさを常に意識したコンテンツを提供する。
https://lautashi.official.ec

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